幼児でも楽しみながらできる!作文の書き方トレーニング

作文に苦手意識を持っている小学生は少なくありません。

作文を書く力は他教科で役に立つのはもちろん、大人になってからも色々なシーンで活かせる貴重な力です。

お子さんが小学生になって“作文ぎらい”になってしまわないように、幼児期から少しずつ作文の書き方トレーニングを始めてみませんか?

ゲーム感覚で楽しむことが大切

幼児期のお子さんには、どんな作文トレーニングが適しているのでしょうか?

今回は、1歳から通える小学館の幼児教室「ドラキッズ」にお邪魔して、めろんクラス(5~6歳)の【文作り遊び】を見学させていただきました。

 32.jpgドラキッズ ダイエー西台店(5階)教室へお邪魔しました。

DSC00463.JPGとても楽しそうな雰囲気の教室です

まずはレッスンが始まる前に、ドラキッズ講師・降旗先生にお話をお聞きしました。

「年中~年長さんのうちに“作文の書き方”の土台を作っておくと、小学生になってからスムーズに作文が書けるようになります。ただし、そんなに難しく考えなくても大丈夫。私たちがレッスンをするうえで大切にしていることは、文を書くことに興味を持ってもらう、誰かに何かを伝えることの楽しさを実感してもらうことです。」

いよいよ、レッスンがスタート。まずは子どもたちに一枚の用紙が渡されます。

DSC00466.JPG子どもたちに配られた用紙

ここに描かれている絵を見て、誰がどんなことをしているか、その様子をイメージして話し合うことから始めます。

「文を作るときは、ことばの豊かさはもちろんですが、想像する力も大切です。みんなで色々な意見を出し合いながら、想像力をふくらませるのです。」

「おんなのこがなわとびをしているよ」

「おとこのこもいるね」

「ねこもぴょんぴょんとんでいる!」

子どもたちは楽しそうに、絵を見て感じたことを話していきます。

子どもたちから出た言葉を、降旗先生がホワイトボードに一つずつ貼り付けていきます。

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「こうして『誰が・どこで・どうした』と主語や述語をきちんと整理することで文が書きやすくなります。子どもたちが苦手意識を持たないように、ゲーム感覚で楽しめるように工夫して進めていきます。」

たくさんのことばが出てきたら、それを使ってそれぞれ文章を作成します。

DSC00483.JPGみんな真剣に取り組んでいます

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先生も一人ひとりにしっかり指導します

「すらすら文章を書く子もいれば苦戦する子もいますが、文を書けるかどうかは小さいうちは個人差がありますから、ちょっとくらい書けなくても焦らなくて大丈夫です。男の子か女の子かでも差がありますし、同じ学年でも月齢によって差が出ることもありますから。」

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全員が書けたら、一人ずつ自分の書いた文を発表します。

「おんなのこがこうえんでなわとびをしています。」

「こうえんでねこがじゃんぷしているよ。」

「おとこのこがたのしそうになわをまわしています。」

同じ絵を見て書いていても、それぞれ違ったニュアンスの文が完成しました。

「文を書くことでお子さんの個性が分かりますよね。ねこに目を向ける子がいたり、女の子しか見ていなかったり…。作文を通じて、自分のお子さんの個性や成長を知ることができるので楽しいですよ。」

そして降旗先生は、子どもたちが苦手意識を持ってしまわないように、良いところを見つけて必ず褒めるようにしているそうです。「このことば、よく知ってたね」「字がきれいだね」など、どんなことでも褒めてあげることが大切とのこと。

自宅でもできる作文の書き方トレーニングは?

みんなで一緒に楽しくレッスンをするのも良いですが、自宅で親子で簡単にできる作文の書き方トレーニングもあるそうです。

降旗先生「親子で『まねっこゲーム』をするのも楽しいと思います。例えばお母さんが、ラーメンを食べておいしそうな顔をしている姿をお子さんに見せます。その様子を見て、誰が、どんな風に、何をしているか、気がついたことを当て合うだけでも十分なトレーニングになります。」

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一つのりんごを見ながら「赤い」「丸い」「おいしそう」など色々なことばを連想して、それを組み合わせながら文を作る。そんなことを通じて、文を作ることの面白さを体験させることも立派な作文の書き方トレーニングになるそう。

「それともう一つ、お子さんの話をしっかり聞いてあげることも大切です。文を作る土台となるのは、『伝えたい』という気持ち。それを引きだしてあげるためにも、お子さんの話にしっかり耳を傾けて、話が終わったら質問をしてあげてください。」

理科の観察日記を書くとき、算数の文章問題を解くとき。作文力は小学校の学習において、様々なことにつながっていく大切な力。

「文章を書けるようになると自分に自信を持つことができます。すると、授業中に手を上げて答えることも増えると思いますよ。」

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幼児期に行う作文トレーニングは、親子のコミュニケーションを深める良い機会にもなります。ぜひ、簡単なことからでも良いので取り組んでみてはいかがでしょう。

≪取材協力≫ ドラキッズ ダイエー西台店(5階)教室 TEL:0120-415255

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