オーストラリアへの留学中に驚いた!日本と海外の授業はこんなに違う

海外へ留学したら、その国独特の授業スタイルに驚くこともあるかもしれません。今回は、我が子を海外留学させた経験を持つライターの体験談をご紹介します。

海外の学校の教材や教室、すべてが未知の世界!

小学校低学年までインターナショナルスクールに通い、その後カナダの学校へ転校、そしてオーストラリアで高校を卒業した息子。

日本で義務教育を受けてきた私にとって、インターナショナルスクールや海外の学校の教材や教室、すべてが未知の世界。息子から聞く学校の話にワクワクしたものでした。

その中でも最も驚いたのは、オーストラリアの子どもたちが「書くこと」に時間をかなり取っているという点。

日本人の子どもたちも、小さい頃から日記や読書感想文など文章を書く機会はあります。オーストラリアの小学校でも日記は書いていました。しかし日本との違いを感じたのは、子どもたちは着実に文章力をアップさせ、高校を卒業するまでには小論文が書けるようになっている学生が多いという点。

オーストラリアでは子どもたちのライティングスキルアップのために、それなりの時間と労力をかけているのです。

小論文をスラスラかけてしまうオーストラリアの学生

オーストラリアの小学校では、まずは日記などを書くことからスタートして、中学校に入ると小論文のようなアカデミックな文章の書き方を学んでいきます。

その後、とにかく書く練習を徹底的にします。文字数がどんどん増えて、高校を卒業するころには何千文字の英語の論文を書くところまでライティングの技能がアップ。まさに書き慣れた末の結果とも言えます。

カナダやオーストラリアの学校で、子どもたちがどんな風にライティングを学んでいるのかを、体験者である息子本人にも聞いてみました。

●小学校高学年~学校で日記を書くことからスタート

留学生の息子にとって、日記は英語のライティングのスキルアップにもつながりました。日々の小さなことを書き続けただけでも、それが次のステップへ生かされたようです。ちなみに、息子の書いた日記は私のリーディングの教科書にもなりました(笑)。

●中学校からはいよいよ本格的なライティングの学びが始まります

子どもたちは中学校に入ると論文の書き方の勉強を始めます。正しい文章の書き方、句読点や文法などを中心に文章の構成を学んでいきます。それはいずれ高校(息子の卒業した南オーストラリア州の高校はyear11とyear12の二年生のみでした)で論文を書くための基本となります。

書くための練習になる「リサーチプロジェクト」とは?

息子だけではなく他の学生もライティング力が上がったのには、ライティングだけではなく実はインプットとなる情報収集が大きな役割を果たしていたのです。

そのインプットとなるのは、高校のリサーチプロジェクト。

高校生になるとリサーチプロジェクトという授業があります。この授業では自分がテーマを決めて、そのテーマに基づき調査をして論文としてまとめるもの。

これには「正解」はありません、正解がない代わりに、本人が調べて自分の意見をまとめていくプロセス、そして文章を書くということが重要になるのです。

息子は最初はリサーチプロジェクトが嫌いだったとのことですが、最終的には好きになりました。その理由は…

「リサーチプロジェクトは、ライティングというよりも、音楽などと同じで表現方法が楽しめる授業だということに気づき始めたから」とのこと。自分の興味のある分野について、とことん突き詰めることが楽しかったそうです。

書くこと自体が嫌いな子でも、リサーチプロジェクトが好きになったことがきっかけで、文字を書くことも嫌ではなくなっていったそうです。

子どもたちの自主性を大切にするオーストラリアの授業

リサーチプロジェクトの場合は、自分の興味のあることを調べた結果、それを誰かに報告するためにまとめるという作業が学生たちの興味をひいたようです。自分が調べて明らかになったことをレポートにまとめるのですから、確かに苦にはなりませんよね。

日本の作文も「何かを書かなければならない」と考えると難しいかもしれませんが、「自分が好きなことに対して、今感じたことを文字にしてみる!」と考えてみればいいのではないでしょうか?

何事も長続きさせるには子どもたちの自主性に任せるのが大事だと、我が子の海外留学体験から感じました。

おかげで「高校での勉強が楽しかった」という息子。高校生活が楽しかったと言えるのは羨ましい限りでした!

まとめ

文字を書くことだけに限らず、何かを長続きさせるためには無理をしないこと。そして、勉強も「表現方法の一つ」として楽しむこと。そしていろんなことを見たり聞いたりする“インプット”も大切だということを学びました。

語学力を身につけるだけでなく、日本とは違った学習スタイルを体験できるのも海外留学の魅力と言えるかもしれませんね!

<<ライタープロフィール>>
さくら(オーストラリア在住):スポーツフォトグラファーとして、また日本人留学生のサポートなど年間行事に追われるフリーランスフォトグラファー・ライター。 一人息子をインターナショナルスクールに。親子ともにハローの一言から始まった幼稚園、そして小学校後半には海外に移動。息子はカナダ・オーストラリアでのスクールライフを満喫。

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