カナダへの留学中に驚いた!子どもがケガをしたときの対応が日本と違う?

元気に遊びまわる子どもたちにケガはつきもの。海外留学中に息子がケガをしたこともありましたが、「国が違うとケガに対する意識も違うんだ!」と驚いた経験があります。

小学校3年生の時に日本のインターナショナルスクールからカナダの公立小学校へ転入をした息子。

親は日々の生活に慣れるのに必死でしたが、それとは反対に、息子は友だちを作って日々学校の生活を楽しんでいるようでした。

息子が小学校の遊具から落ちてケガ!

転校したばかりのある日のこと。

息子を小学校へ送り届けた後、しばらくして学校から緊急の電話が入りました。息子が学校の遊具から落ちてケガをして、近くの公立小児病院に運ばれたとのこと。その病院は自宅からも近い距離だったので、私はすぐに病院に駆けつけました。

救急車への支払いが先…

私が向かった病院の受付で最初にしたことは「救急車使用料金の支払い」でした。当然親はそれどころではなかったのですが、支払ってからでないと中には入れないというようなニュアンス…。当時の日本円で、3万円前後だったと思います。

受診を待つこと数時間

病室に入ると、腕を天井から下げた状態で今にも泣きそうな息子。傍には校長先生が付き添ってくださっていました。

「心配しなくても大丈夫、これくらいのケガはしょっちゅうあることだから」とほほ笑んで校長先生は学校へと戻りました。

それから数時間待たされ、ようやく検査へ。ドクターの判断で幸い手術には至りませんでしたが、息子はギブスを装着して診察室からでてきました。

朝、運ばれてから病院を出るまでの約10時間。ほとんどがドクターを待っていた時間でした。友人に聞いた話では、カナダの公立病院の待ち時間はとにかく長いとのことでした。

好きな色のギブスを選べる!

ギブスをはめるときに驚いたのが、その病院ではいろいろな色のギブスが用意されており、子どもたちが好きな色を選べるようになっていたことです。

ケガをした子どもたちが、気持ちをポジティブに切り替える役目ももっていたようです。確かに色のついたギブスは目立ちますが、ケガをしているというネガティブな感覚をまぎれさせてくれたようでした。

ギブスにクラスメイトがサインを

さて、いよいよギブスを外す日が近づいてきました。

外す日が近づくと、息子のクラスメイトは息子のギブスにサインやメッセージを書き始めました。「早く使えるようになるといいね」「よく頑張った」などのメッセージを見て、息子も腕の痛みやギブスをつけていることへのネガティブな気持ちを忘れることができたようです。

ケガから学ぶこと

息子がケガをした後も、その遊具周辺には「使用禁止」などの張り紙が貼られることもなく、いつもと変わらず子どもたちが遊んでいました。日本ほど、子どものケガに対してナーバスでない印象を受けました。

確かにケガは心配ですが、子どもは多少のケガをするのは仕方ない。ケガをしてしまったら、そこから何かを学ぶことが大事!」というスタンスなのかもしれません。

「自分で自分の身を守る」という習慣が、このような環境から育つのでしょう。息子はケガの原因になった遊具で二度と遊ぶことはありませんでしたが、この事故をきっかけに「自分の身を守るには、自分が一番気を付けなければ!」という意識が強くなったようです。」

<<ライタープロフィール>>
さくら(オーストラリア在住):スポーツフォトグラファーとして、また日本人留学生のサポートなど年間行事に追われるフリーランスフォトグラファー・ライター。 一人息子をインターナショナルスクールに。親子ともにハローの一言から始まった幼稚園、そして小学校後半には海外に移動。息子はカナダ・オーストラリアでのスクールライフを満喫。

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