共働き家庭がぶつかる5つの「小1の壁」。乗り越えるためには親の心構えが重要?

ワーキングマザーや共働き家庭の間ではよく使われる言葉「小1の壁」。

なんとなく認識はしているけれど、実際にはどんな「壁」があるのか?気になるところですよね。今回は、「小1の壁」の具体的な内容についてお話ししたいと思います。

壁その1 学童保育には入れるのか?

小学校の授業が終了する時間に仕事を終えられないワーキングマザーにとって、学童保育に子どもを預けることができるかどうかが大きなカギとなります。

地域によっては保育園の待機児童と同じくらい、学童保育にも待機児童がいるケースがあります。もし入れたとしても、ぎゅうぎゅう詰めの中でのおやつや宿題をするとなると、息苦しさを感じて「学童をやめたい」と言い出す子どももいるそうです。

学童保育に入れなければ、祖父母に面倒を見てもらう、ファミサポに預ける、民間の託児ルームの一時預かりを利用する、またはカギっ子として家でお留守番…などの選択肢があります。

世間には「3年生」までという学童保育も多く、その場合は「小4の壁」がさらにたちはだかってくる可能性もあります。

壁その2 学童保育から帰ってくる時間が早い!?

保育園は残業などのときに延長保育が利用できたのではないでしょうか。しかし学童保育の閉所時間は、地域にもよりますが17時~18時のところもあります。

しかし企業側の時短勤務は「小学校入学前まで」という制度のところも少なくはありません。学童保育の終了時間までに、親が帰宅できないという悩みも発生します。

壁その3 小学校は「お弁当」作りが多い!

保育園や幼稚園の卒園式を終えた後、3月末までは子どもを保育園に預けることができても、4月1日は小学校は春休みということもあります。

その間、学童保育では子どもを預かってくれますが、給食は始まっていません。必然的に持ち物に組み込まれるのがお弁当。そしてそれは、夏休みなどの長期休暇の際にももれなくついてきます。

壁その4 保育園時代に比べて、保護者の出番が多い!

小学校の親の出番と言えばPTA。“子ども一人につき一回役員を担当する”というルールの学校も多いですね。

役員になれば月に1~2回の集まりがあることも。それは平日の昼間なので、会社を休む必要が出てきます。授業参観日なども同じことが言えます。

役員が回ってこない年でも、登校下校時のパトロール、写真の申し込み、面談など、学校に顔を出さなければならない機会が増えるものです。

さらに、学童保育の役員を担当する可能性も出てきます。月一回程度の保護者会を実施している学童保育もあるようです。

壁その5 子どもの行動が見えにくくなる!

小学生になると、子どもが一人で遊びに行くことが多くなります。最近は個人情報の関係で「連絡網」というものがなくなりつつあるので、「○○くんの家に行ってくる」と言われても親同士では連絡をとることができない可能性もあります。

園生活のように、子どもの一日の様子が細やかに報告されることもなくなるので、親としては心配する場面も多くなります。

今は不安でも、子どもは親が思う以上に成長する

いろいろな壁を目の当たりにして不安になってしまった人もいるかもしれません。

しかし、それらを乗り越えている家庭が山のようにあります。「なんとかなったよね!」と笑って小学校生活を終えた人もたくさん見ました。

今の我が子を見ていると不安になることもたくさんあるかと思いますが、子どもは親が思っている以上に成長します。体も心も大きくたくましくなるのです。

「小1の壁」は「親の心の壁」

印象に残ったある共働き家庭のお母さんのエピソードを紹介します。

そのお母さんは最初は本当に不安ばかりでしたが、ごはんや留守番のことなどは「その都度いっぱい子どもと話して、頼ってきた。そしたら、いろんなことがなんとかなったよ。」と話していました。

子どもに一人で留守番をさせてしまうことを「申し訳ない」「かわいそう」と思うのではなく、「頼っている」という考え方に切り替えたのですね。「子どもに一人でやらせている」のではなく、「子どもに協力してもらっている」という発想です。

「結局、親が子どものことを信頼できるかそうじゃないかで変わってくると思う。小1の壁って、親の心の壁だと思う。」と話していました。

入学準備というと、ついランドセルや机など物質的なものに目が行きがちですが、本当の準備は、「子どもを信頼する」という親の心の準備なのかもしれませんね。

たくさんの家庭が、みんなで手を取り合って、辛いことも嬉しいことも笑って壁を乗り越えてほしいと心から思います。

<<ライターprofile>syuupa…自宅を開放して託児ルームを運営しています。チャイルドマインダーの資格を生かし、家庭保育のプロとして、子どもたちに携わらせていただいております。子どもたちから受ける驚きや刺激は、日々私を成長させてくれます!

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