子どもの人格にも影響する?子育て中の“NGワード”とは

大人が思っている以上に、親が発した言葉は子どもの気持ちに影響を与えるものです。

子育て中のママたちからは「子どもを叱らなければいけないとき、どんな言葉を使えば良いかわからない」「勉強するよう促すときは、どう伝えればよいのだろう?」などのお悩みを聞くこともあります。

今回はそんなママたちに参考にしていただきたい、子どもとの会話での“NGワード”について書いてみたいと思います。

NGワードその1 学習シーンでの「否定形」

子どもの勉強をそばで見ているときに、否定形の言葉をできるだけ使わないように心がけましょう。否定形の言葉は子どもの心を傷つけてしまいますし、子どもの学習に対するモチベーションが低下して勉強嫌いになってしまう可能性もあります。

例えば漢字の書き方が間違っていたら、「その書き方は違う」と否定するのではなく、「こういう書き方が正しいんだよね」と伝えてあげましょう。

計算の答えが間違っているときは、「答えが違うじゃない」と言わずに、「もう一回計算して正しい答えが出るか挑戦してみようか」といった表現を用いるのがベターです。

NGワードその2 生活シーンでの「早くしなさい」

「早く食べなさい」「早く着替えて」。普段の生活の中で、ついママが発してしまいがちな言葉です。一度言ってもきかないと、何度も言ってしまうこともありますよね。

しかし子どもは「早く食べたり着替えたりしたいけれど、できない」可能性もあるのです。できればとっくにそうしているのに、できない。そんなときに大好きなママから叱咤されてしまうと、子どもの心は傷ついて萎縮し、ますますできなくなってしまいます。

「早くしないさい」と命令するのではなく、早くしたくなるようにモチベーションをアップさせる言葉を発してみましょう。例えば時計を指さして「8時までに朝ごはんを食べ終えたら、8時から一緒に本を読めるね!」と言ってあげれば、子どもも気持ちよく取り組めるのではないでしょうか。

NGワードその3 子どもを心配させる「ママ疲れた」「ママは忙しいの」

仕事や子育てに忙しいママは、子どもに「ママ疲れた」「ママは忙しいんだから」など、ネガティブな言葉を発してしまうこともあります。そんなときに子どもが「大丈夫?ママ休んでていいよ」なんて優しい言葉をかけてくれると、すーっと心が軽くなりますよね。

ただし注意してほしいのが、大人の言葉は思っている以上に子どもの心に残るということです。「ママは疲れている。どこか体の具合が悪いのかな。病気かな?」「ママは忙しいから、話しかけちゃダメかな」など、過剰に心配してしまうこともあります。

そんな言葉を発したときには、きちんとフォローしておくことを忘れずに。

「疲れたけど、休んだらすっきりしたよ!もう大丈夫!」「さっきまで忙しかったけど、お仕事が終わったからもう平気だよ」というように、子どもを安心させる言葉をかけてあげましょう。

NGワードその4 他人と比べて「○○ちゃんはできるのに」

子育てをしていると、他のお子さんのことが気になってしまうこともあります。そんなときに自分の子どもの方がテストの点数が悪かったり作文が書けなかったりすると「○○ちゃんはできるのに、なんでうちの子はできないの?」という気持ちになってしまうかもしれません。

しかし「○○ちゃんはできるのに…」といった、他人と比較する表現はNGです。子どもに劣等感を抱かせ、苦手意識を強めてしまうことになります。また、子どもはママからの愛情が自分に注がれていないような気持ちになってしまいます。

叱った後に後悔してしまうママへ

冒頭にも述べた通り、大人が思っている以上に子どもはママの言葉の影響を大きく受けます。自分が発した言葉で子どもが大泣きしてしまったり、部屋にこもってしまったりして、ママ自身が「しまった…」と反省することもあるのではないでしょうか。

叱咤して子どもを傷つけてしまうことは、子どもにはもちろん、ママ自身にも良いことはありませんよね。

大切なのは、叱らなくても済むようなシチュエーションに運べるように心がけることです。

「自分の子どもができること・できないこと」をきちんと見極めて、できないことはできるようにフォローしてあげるのです。

例えば子どもがなかなか宿題をしないと、ママは「早く宿題しなさい!」と怒ってしまうかもしれません。そんなときは「自分の子どもは宿題をしなければいけないという概念が、まだないんだ」ということを理解しましょう。そして叱る前に、まずは子どもに宿題をしなければいけないという概念を教えてみる努力をしてみてはいかがでしょう。

「宿題をしないで学校に行ったら、授業の内容がわからなくて自分が困るんだよ」「宿題を早く終わらせてから遊んだ方が、ずっと楽しいよね」など、宿題をする意味を一緒に考えてみてはいかがでしょう。

なかなか思い通りにならずに悩むことも多い子育てですが、お子さんも自分自身も気持ちよく過ごせるように、普段の会話での言葉の使い方を意識してみてくださいね。

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