[九九の覚え方]日本の九九はスゴイ!海外に九九ってあるの?

小学生が学ぶ計算術の一つである「九九」。九九を覚えるのは今も昔も変わりませんよね。

九九は学校の授業で習うたくさんのことの中でも、とりわけ実践的に役立つことだと感じています。日本人は比較的暗算が得意な人種と言われていますが、九九を覚えていることも一つの助けになっているのではないでしょうか。

海外に「九九」はない!?

オーストラリアでは計算式を覚えることはあっても、九九のようにリズムで覚えるという方法はあまり聞いたことがありません。

その理由は、日本語だからこそ九九はリズムになりやすいのであって、英語の数字の発音ではなかなか九九のようにリズミカルにはならないからではないかと思います。九九はリズムとして成立していることが重要で、リズムで覚えていくからこそ、頭に残り身につくものなのです。

日本のインターナショナルスクールに通い、小学校の早い時期に海外に出てしまった私の息子は、九九を学ぶ機会を失っていました。

その息子が九九を習うきっかけになったのは、学習塾の存在でした。小学校3・4年とカナダから日本のインターナショナルスクールへ戻り、友人に連れられて学習塾の扉を叩いたのが九九との出会いになりました

九九の上手な覚え方は?

九九と初めて向き合った息子は「何でこれを覚えなくてはらないの?」と、ほぼ毎日疑問を抱いていました。

当時の先生はそんな息子に時間をかけて付き合ってくださり、その甲斐あって無事に九九を習得することができました。

そのときに、先生と息子が九九を覚えるために実践していたテクニックをご紹介します。

間違えたら必ず「1×1」に戻る

九九は1×1から始まり、少しずつ増えていきます。途中で間違ってしまった場合は、必ず元の1×1に戻って最初から音読するという方法を採用していました。このやり方だと時間はかかりますが、しっかり覚えることができました。

「早く覚える」というのではなく「順番に正確に覚える」というプロセスが、九九の習得に大いに役立ったようです。

無理をしないで楽しむこと!

息子の例をとっても、学ぶことは無理をしないで楽しむほうが前に進むことが多いようです。特に年齢の小さいうちは、無理をしてしまったため嫌いになるというケースもよくあります。九九のようにリズムのあるものは、子どもたちも楽しみやすいのではないでしょうか。

まわりの大人も焦らない

九九を思うように覚えられない息子を傍で見ていると、親は焦り気味になります。そんな私に、先生は「焦らずに、とにかく正確に一つ一つ覚えて欲しい」と話してくれました。

息子にはこれが大事だったようです。早く覚えても、間違えていては九九の意味はなくなります。正確に最後までできるようになったときに、子どもにとって大きな自信になることは間違いないのです。

「九九を覚えた」という自信と達成感も財産に

九九を「音で覚える」「目で見て覚える」など、子どもの個性によって覚え方も様々です。子どもの性格を見て、九九の覚え方を模索してみても良いのではないでしょうか。

九九を正確に覚えることができれば計算も早くなりますし、九九を覚えたということが自信になって次の学びへと繋がっていくはずです。

社会人になった息子も、「最初は自信がなかったが、最後まで覚えたときには大きな達成感を得た」と話していました。

日本ならではの「九九」というカルチャーを、ぜひ楽しみながら学んでみてくださいね。

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