親の日々の「言葉使い」が、子どもの将来を左右するって本当?

子どもに毎日どんな言葉をかけるか次第で、子どもの将来が変わると言われれば信じますか? 言葉は子育てにとってとても大切なのです。

日本には言霊(ことだま)という言葉があります。自分の口から発した言葉が、現実の世界に何らかの影響を及ぼすというもの。

簡単に言うと、

良い言葉(プラス)を口にすれば、物事は良い方向に進む。
悪い言葉(マイナス)を口にすれば、物事は悪い方向に進む。
ということです。これは子育てをする上でも大切なことだと思います。

かける言葉次第で、びんの中身に異変が…?

我が家では小学生の娘の夏休みにこんな実験をしました。

①消毒したびんを3本用意する
②炊いたご飯をそれぞれのびんに同量入れて、しっかりふたをする
③それぞれのびんに異なる言葉をかける 

Aのびん:プラスの言葉だけをかける (好き。ありがとう。嬉しい。楽しい!など)
Bのびん:マイナスの言葉だけをかける (嫌い。うっとうしい。どっか行って。邪魔!など)
Cのびん:一言も話しかけない。無視する 

すると、驚くことに3本のびんの中に入れたごはんの様子が、みるみる変わっていくのです! 

3週間後、びんの中身はどうなった…?

実験を開始して3週間後。A~Cのびんには以下のような変化が生じました。

A:白いまま。匂いも通常

B:青白いカビの斑点があちこちに生えている

C:青白いカビがごはんを覆っている。悪臭

さらに6週間後には

A:うっすらと黄味がかっている。匂いなし

B:カビでごはんが見えない。ごはんだとわからない 

C:ドロドロの液状。すごい悪臭

このような実験結果になりました。プラスの言葉をかけ続けたごはんは劣化が少なく、マイナスの言葉をかけたり無視をしたごはんはすごい勢いで劣化していきました。

噂でこの実験を聞いたことがあったものの、目の当たりにすることで、いかに毎日の言葉が影響を与えるものなのか身をもって感じることができました。

子どももあまりの様子の違いぶりに、マイナスの言葉をかけるのが辛くなったほどでした。

何よりも一番ひどい状態にさせてしまうのは「無視」

感情も痛みも感じないはずのごはんの結果がこれだとしたら、人間は、そして繊細な子どもたちはどうなるのでしょうか。 考えるだけで、恐ろしいですよね。

そして、何よりも一番ひどい状態にさせてしまったのが「無視」だという結果にも驚きました。

子どもにとっても、マイナスの言葉をかけること以上に「無関心」が一番辛い状況を引き起こすのです。 極端かもしれませんが、育児放棄もこれと通じるものがあるかもしれません。

毎日何気なく使ってしまうマイナスの言葉

今回の結果を受けて、我が家でもまず見直したのが、我が子への言葉遣いです。 気づくと、マイナスの言葉をどれだけ日常使っているか!

めんどくさい おそい! しんどい… だめ!  信じられない

日々使っているマイナスの言葉をあげだしたら、きりがなさそうです。

これをきっかけに、子どもたちにかける言葉をプラスにしようと心掛けていると、不思議なことに穏やかな気持ちで接する時間が増えたような気がするのです。

今の言葉は、何年も先の子どもの未来に影響する

子育ての結果は、ごはんのようにはすぐにはわかりませんよね。 何年も、何十年も先かもしれません。

しかし、何年も先の子どもの姿は、今の毎日の小さな小さな積み重ねの結果なのだとしたら…。そう考えると、身の引き締まる思いがしたのです。

この「言霊」はたくさんの効果をもたらしているようです。

例えば「ありがとう療法」と呼ばれているもの。自分の体のケガをしている箇所に
「ありがとう」などとプラスの声がけを毎日していると、けがの治りが早い。

植物に関しても、「きれいだね」「毎日楽しませてくれて嬉しい」 などと声をかけたほうが長持ちする。

タマゴボーロを作っている有名な会社は、 製造過程で、園児の声で「ありがとう」を100万回聞かせているそう。そのほうが、口どけのよい美味しいボーロができるそうです。

「本当!?」と思わず耳を疑ってしまうかもしれませんが、信じてやってみるほうが、 自分も周りの人間も幸せな気分になれそうですよね!

<<ライターprofile>syuupa…自宅を開放して託児ルームを運営しています。チャイルドマインダーの資格を生かし、家庭保育のプロとして、子どもたちに携わらせていただいております。子どもたちから受ける驚きや刺激は、日々私を成長させてくれます!

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