“甘えられない子どもたち”が急増?子どもが甘えやすい家庭のつくり方とは?

子どもにちゃんと「甘えさせる」ことができれば、子どもの素敵な力がぐんぐんと伸びると言われています。

「甘えさせる」とは、単純に「甘やかす」こととは少し違います。その時その時に子どもが感じていること・求めていることを受け止めて、「パパやママはいつでもあなたの味方だからね」「それでいいんだよ」と無条件で子どもを認め、幸福感を与えてあげることです。

そのために、子どもが甘えやすい環境を作ってあげることもとても大事なことです。ギスギスした家庭の中では、子どもも甘えにくいでしょう。 子どもは大人の様子をよく見ています。

今回は、「子どもが甘えやすくなる家庭の作り方」をご紹介したいと思います!

夫婦間で「ありがとう」とよく口にする

「ありがとう」という言葉が、とても素敵な言葉だということは多くの人がご存知だと思います。しかし、夫や妻にだけは素直に「ありがとう」と言えない夫婦も多いのではないでしょうか。

「家族だからいちいちお礼を言わなくていいでしょ?」という意見もよく聞きますが、家族だからこそ「ありがとう」「どういたしまして」の言葉の流れが必要なのではないでしょうか。

近所でも、挨拶をいつも気持ちよくしてくれる両親のお子さんは挨拶ができる、なんて傾向がありませんか?

「ありがとう」という言葉が自然に出てくる家庭で育つと、子どもは本能的に安心感をおぼえます。子どもの中での安心感が育っていると、「甘えても大丈夫なんだ」という認識につながるのです。

子どもの前で批判的なことを言わない

家族として過ごす時間が長くなればなるほど、遠慮もなくなってきますよね。感情的になってしまうと、思わず相手を批判するようなこともあるのではないでしょうか。

しかし、いつも罵り合う両親を見ていると、子どもは思っている以上に不安を覚えます。

「パパとママが離婚したらどうなる?自分はどうして生きていく?」小さな子でも本能的に不安を感じるのです。

そして親が罵り合っていると、子どもは自分が罵られている気持ちになります両親の喧嘩というのは、子どもが幼い時ほど「自分がいい子ではなかったからパパとママは喧嘩している」と、感じるそうです。

夫婦間で交わされているはずの言葉を、子どもは自分にも向けてしまうのです。

家事を分担している姿を見せる

夫のほうから家事の分担を言い出してくれるのが理想的ですが、それはなかなか難しい家庭が多いですよね。そんなときは丁寧に夫に頼んでみましょう。

「○○はあなたにお願いできるかしら?」
「○○をやってもらえるととても嬉しい!」

心からの丁寧な言葉は相手の気持ちを動かします。そうして、夫婦が分担している姿を見ると、子どもは「家族は協力するもの」だと感じてくれるでしょう。そして子どもにも、「自分が困った時にも家族が助けてくれる」という安心感が芽生えるのです。

また、ママの不安な気持ちや辛さは、子どもにも伝播してしまいます。ママがそんな状態では、子どもも甘えることができませんよね。パパがしっかりとママをフォローして、ママの気持ちが落ち着いている状態を作ることも、子どもが甘えられる環境を作るために大切なことです。

夫婦で「それぞれの世界」をもつ

夫婦それぞれで別の趣味を持つこともおすすめです。お互いにそれぞれの世界に夢中になり、たくさんの時間を費やす。そして、そこから得るたくさんのことをお互いに話す。お互いにそれらの経験や考えを尊重しあえたら、とても素敵な夫婦だと思います。

その姿を子どもたちが見ていたら、子どもも自分の好きなことに取り組み、相手を尊重できるようになるでしょう。

好きなことに取り組める環境が与えられると、子どもは「自分の事を認めてくれている」という認識ができるようになります。

また、相手の世界を尊重できるということは、「みんな違っていいんだ」と思えるようになること。それは子どもに「何を言っても受け止めてくれる」という絶対的な安心感を与えるのだと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 目の前の子どもの行動や発言が気になるときは、家庭の空気を見直してみるのもいいかもしれませんね。

子どもが甘えられる環境というのは、父と子・母と子の間だけで作られるものではありません。土台となるのは、夫婦や家族全体の雰囲気なのだと思います。

<<ライターprofile>syuupa…自宅を開放して託児ルームを運営しています。チャイルドマインダーの資格を生かし、家庭保育のプロとして、子どもたちに携わらせていただいております。子どもたちから受ける驚きや刺激は、日々私を成長させてくれます!

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