実は大切!子どもに「甘えさせる」ことのメリットとは?

日々、子どもと向き合っている中で「こんなに甘えさせていいのかな?」と迷ってしまうことはありませんか?

しかし、子どもにとって「甘える時間」「甘える相手」がいることは、心も体も元気に育っていく上で欠かせない要素なのです。

今回は、子どもに「甘えさせる」ことのメリットをご紹介したいと思います。

①やる気がわいてくる

自分の思いを温かく受け止めてもらえ、「あなたがだいすき!」と言われながらたっぷり甘えることができた子は、心が大きな大きな喜びに満たされます。

おいしいごはんを食べると、お腹も心も満たされてエネルギーがわいてきませんか?

心も一緒です。「心の一番のごちそう」は「喜び」なのです。甘えることで、「うれしい」「たのしい」「しあわせ」といった情感がわいてくると、子どもの心はどんどん満たされていきます。

心が満たされると、それをしてくれる相手(お父さんやお母さん)が大好きになります。まだまだ家庭が世界の中心である子どもは、自分を満たしてくれる相手を好きになると、世の中の事全てに対して好意をもち、信用するようになります。そして、自分の事も大好きになるのです。

そんな人たちがいる安心感の中で、何をするにも思い切りチャレンジする気持ちがわいてくるのです。

②相手の気持ちがわかるようになる

何をしても「あなたの味方だよ」「あなたなら大丈夫」と受け入れられている子は、相手の気持ちも受け入れることができるようになります。

ひどく叱られることがあっても「あなたが大切」という土壌があれば、「相手は自分のために怒っている」ということを本能的に受け取ることができるのです。ここで「あなたが大切」だという土壌が育っていないと、「怒られただけ」という気持ちだけが残ってしまうのです。

厳しいしつけが生きるのは、たっぷり甘えさせた次の段階だと思っても良いかもしれません。

③自分を育てられるようになる

しっかりと甘えられた子は、親の目が届かなくなっても「自分はみんなから愛されているんだ!」という気持ちが本能的に植えつけられます。

それが元で強い信念と自信が生まれ、自分の意志で決断し行動するようになるのです。

人は自分の大好きなものは愛情をこめて育てようとしますよね。自分の事が大好きな子も、自分自身を育てようとするものなのです。思春期を迎えて道がそれそうになった時にも、「自分を育てる」という根っこがある子は、善悪を判断できるようにもなると言われています。

このように、甘えさえることで①~③へと順番に子どもの心の中が成長していくようになるのです。

それぞれが何歳ぐらいかは、各家庭、親子関係など、環境によって違ってきます。
当たり前ですが、世界には同じ子ども、同じ親子はいません。このようにすれば、絶対こうなります。ということも、言えません。

ただ、たくさんの親が「甘えさせていいんだ!」という気持ちを持つことで、甘えられる子どもが増えたら嬉しいと思います。

<<ライターprofile>syuupa…自宅を開放して託児ルームを運営しています。チャイルドマインダーの資格を生かし、家庭保育のプロとして、子どもたちに携わらせていただいております。子どもたちから受ける驚きや刺激は、日々私を成長させてくれます!

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