夏休みこそチャンス?お手伝いトレーニング大作戦!

せっかく学校の授業のない夏休み。子どもが時間を作れるこの時期に、少しがんばってお手伝いを教え、習慣化させるチャレンジをしてみませんか?

今回は子どもにお手伝いをさせることのメリット年齢に応じたお手伝いの紹介お手伝いをうまく促すコツなどをご紹介します。

お手伝いをしている子は自立心が強く、学校生活も充実している!

よく言われているように、家事を分担できる他にも「お手伝い」には子どもの成長にすばらしいメリットをもたらします。

国立青少年教育振興機構が、生活スキル(コミュニケーション、マナー、家事、健康管理、課題解決のスキル)と体験活動などとの関係性を分析しました。

その結果をまとめると・・・


  • 自然体験やお手伝い、読書をすることが多い子供ほど、生活スキルが高い。また、ゲームをすることが多い子供ほど、生活スキルが低い。
  • 生活スキルが高いほど、学校生活が充実しており、自立に対する意識も高い。 

つまりお手伝いを通して生活スキルを高めることで、子ども自身の学校生活の充実、自立心の成長をはかることができるのです。

うまく子どもにお手伝いを促せないのはなぜ?

そうはいってもなかなかうまく子どもにお手伝いを促せない…。その理由を、親と子どもそれぞれに分けて考えてみます。

親が子にお手伝いをさせるのに消極的になる理由

子どもに手伝わせたい気持ちがあっても、ついつい自分でやってしまい、お手伝いチャンスを逃している方も多いのでは。その理由として次の点は思い当たりませんか?

  • 親がやった方が早い
  • 子どもが上手にできない
  • 教えるのがめんどくさい

それぞれの対処法についてご紹介していきます。

親がやった方が早い

確かにそういう場合が多いのですが、お手伝いの初期段階で子どもの家事スキルが親にかなわないのはしょうがないこと。ぐっとこらえる余裕がない場合は、お手伝いを頼むのを時間がとれる週末だけにするというのも良いでしょう。

また、たたんだ洗濯物をしまう、歯磨きをしたタイミングで水周りを拭く、食事の際の配膳や下膳など、毎日ある程度規則的にやれるお手伝いを中心にお願いするというのも良いでしょう。

子どもが上手にできない

幼児によくありがちな悩みですが、子どもが上手にできないのでさせない、という場合は、子どもの発達段階に合っていないお手伝いなのかもしれません。参考までに、お手伝いの4つの発達段階をご紹介します。

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引用:経済産業省のキッズデザイン製品開発支援事業による「子育て住宅調査」

個人差はありますが、子どもは12歳で簡単なお手伝いから覚え始め、78歳では大部分のお手伝いができるようになります。特に、3歳は好奇心旺盛な時期。「まだ早い?」と躊躇しているより、どんどん色々なお手伝いに挑戦させると良いでしょう。

教えるのがめんどくさい

教えるのが面倒な場合、教える段階の手間やストレスが先に想定されてしまうからではないでしょうか。そこで、まず教え方のポイントをいくつかご紹介します。

子どもがやりたがることをさせる

子どものモチベーション、つまり子どもが「教えてほしい」という気になっていることがとても重要です。子どもの興味のあるお手伝いを頼みましょう。

順序を示し、ひとつひとつの動作を区切って、一連の流れを見せる。

最近ではどんな複雑な機能がついている家電でも、取扱説明書のはじめの部分には「基本的な使い方」というかたちで、ざっとわかる使用手順と最低限の注意事項が書いてあると思います。

シンプルであればあるほどわかりやすいのは、お手伝いの説明も同様。順序良く、それぞれの動作を区切って教えましょう。また、コツやポイントを伝える際は、子どもが混乱しないよう、1つに絞るのが良いでしょう。

途中で口出し・訂正をしない

流れを見せたら、とりあえず最後までやらせてみましょう。途中で手を出したり口を挟んだりして作業を止めてしまうと、モチベーションが下がったり余計に混乱してしまうことも。間違っていたらもう一度手順を一緒にやってみせ、繰り返して覚えてもらいましょう。

次に、お手伝いを促せない要因が子ども自身にある場合です。

子どもがお手伝いに消極的になってしまう理由

子どもがお手伝いをしたがらない理由について、下記の2つについては多くの方が思い当たるはず。それぞれの解決策をご紹介します。

できないと思っている

小さいお子さんの場合、頼んでも「できないよ~」と返されることも少なくないはず。まずは一緒にやろうと誘うことからはじめ、やらせてほめる、お礼を言うというシンプルな方法が一番。

ほめる場合でも、他の家族がいる前でも褒めてみるなど、他の家族からも「すごい」「ありがとう」などと言ってもらえることで、自分がしたことが家族みんなの役にたったという自信が生まれ、「また役に立ちたい」という気持ちが芽生えれば、習慣化にもつながるはずです。

とにかくめんどくさい

小学校低学年にもなればお手伝いを頼んだ瞬間に嫌な顔をされることも増えてきます。そういう子には、お手伝いのメリットを提示してあげると良いでしょう。

つまりは報酬ということになりますが、その都度毎回、というわけではなく、特定のお手伝いを1ヶ月間続けたら、というふうに、継続してやってもらえるようなしくみを作るのがおすすめです。

子ども自身の生活にも関わる家事を子ども自身がやることに報酬を与える、ということに抵抗がある方もいるかもしれませんが、成果を見えやすくするというのはモチベーションを高めるのに重要なポイント。

取り組む気になっている間に、子どもがしてくれたことに対してこまめに褒めるたり感謝を伝えたりする機会を増やし、最終的にいつの間にか子どもが自信をもって「これは自分の仕事」というところまでもっていければ理想的です。

ぜひこの夏休みにお手伝いチャレンジを!

いかがでしたでしょうか。子どもにお手伝いを促すコツなどについてご紹介しました。ぜひ、ご参考にしてみてください。

この夏、お子さん方がすばらしいお手伝いのレベルアップを遂げ、お子さんも保護者の皆さまも毎日笑顔で過ごせますように!

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