[オトナも読みたい!今月の1冊] 8月/夏の好奇心を刺激する1冊『ビロードのうさぎ』

絵本を含め、日常が少し楽しくなる本を、毎月テーマごとに4冊ご紹介していきます。

それぞれの本には対象年齢が書かれていますが、大人が読んでも楽しめる本を、ドラゼミの問題作成者でもある、佐藤友樹先生に選んでいただき、書評いただいています。

では、第1弾の本のご紹介です。

魅惑的な絵の世界にひきこまれます

『ビロードのうさぎ』

マージェリイ・W・ビアンコ/原作 酒井駒子/絵・抄訳 (ブロンズ新社)

 幼児から大人まで 

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一度見ただけで、一生忘れられないような絵というものがあるものです。酒井駒子さんは、心にいつまでも残る絵を描く絵本作家のひとりです。

本作品の主人公は、幼い子どもの遊び友達として、いつも一緒にいたビロードのうさぎ。愛されながらも、子どもの成長とともに古びて、いつしかその存在も忘れられてしまいます。捨てられてしまうビロードのうさぎが再び生命を得てゆく幻想的なストーリーが、切なく美しい絵で描かれています。「出会えてよかった」と思える絵本です。


【作者】酒井駒子(1966~) 兵庫県生まれ。東京芸術大学美術学部油絵科卒業。現代日本を代表する絵本作家。黒を下地にした印象的な画風で、幼い子どもや動物の絵で人気を博し、日本だけでなく海外でも高い評価を得ています。他にお勧めしたい作品として、『よるくま』『金曜日の砂糖ちゃん』『ゆきがやんだら』など。


▼[オトナも読みたい!今月の1冊] 8月/夏の好奇心を刺激する1冊

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