[オトナも読みたい!今月の1冊]笑っちゃうけど、読みごたえがある1冊『ほらふき男爵の冒険』

こんな楽しいほらふきなら大歓迎!?

自分の周りにこんなおじさんがいたら、日常がちょっと楽しくなっちゃうかもしれません。つっこみどころが満載のお話が次から次へと続いていきます。ドラゼミの問題作成者でもある佐藤友樹先生に選書・書評いただきました。

ぜひ最後までお楽しみください。

世界が認めた荒唐無稽の冒険物語

『ほらふき男爵の冒険』

G.A.ビュルガー/作 斎藤洋/訳 はたこうしろう/絵(偕成社)

 中学年から大人まで 

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「なに、話が聞きたい? このわたしのか?そりゃあ、どうしてもというなら、話してやらないこともない。だが、話を聞くには、それにふさわしい態度というものがある。世の中には、わたしのことを〈ほらふき男爵〉などとよぶ、ぶれいなやつがいて、……」

といった調子で、傑作「ほらふき男爵」の荒唐無稽な冒険話が始まります。

有名すぎる古典を、あえてすすめた理由は、訳者が斎藤洋さんというところ。外国の作品は、翻訳の良し悪しによって印象が変わってしまうものです。

上質のユーモアをつづる文章の腕前なら抜群の斎藤洋さんは最適の人。水を得た魚のように、ほらふき男爵の話を存分に楽しませてくれています。


【作者】 G.A.ビュルガー(1747~1794)ドイツ生まれ。ドイツ近代を代表する民衆詩人として活躍。「ほらふき男爵」の主人公(実在)である「ミュンヒハウゼン男爵」の物語の編訳(1786)。このビュルガーの執筆版が、世界的に高名な「ほらふき男爵」のスタンダードとなっている。


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