[オトナも読みたい!今月の1冊]クリスマスに読みたい1冊『詩画集 鈴の鳴る道』

なぜだかひとつの絵に魅了されてしまう。そんな経験をしたことはないでしょうか?

以前、伊藤若冲の障壁画「花丸図」を目の前にし、はじめは圧倒されつつも、次第に細かい表現にみずみずしさを感じ、絵で感動するという体験をしたことがありました。

今回ご紹介する本は、作者のやさしい眼差しを想像させる草花などの絵と、自然体でふんわりとした詩でつづられた詩画集。ドラゼミの問題作成者でもある佐藤友樹先生に選書・書評いただきました。

ぜひ最後までお楽しみください。

聖なるものからのメッセージ

『詩画集 鈴の鳴る道』

星野富弘/作・絵(偕成社)

 中学年から大人まで 

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すでに有名な作品ですが、折に触れて何度も読み返したくなるのが、星野富弘さんの詩画集です。事故により手足の自由を失いながら、入院中に口に筆をくわえて文や絵を書き始めました。

描かれた花の一つ一つが口でくわえた絵筆のものとは信じがたいような繊細さで、そこに添えられている短い詩の言葉の数々も、聖なるものからのメッセージのごとく胸に深く響いてきます。

ここでとりあげた「鈴の鳴る道」は、第一冊目の詩画集ですが、ぜひ全作品を手に取ってながめてほしいと思います。


【作者】星野富弘(1946~)群馬県生まれ。詩人・画家。体育の教師であったが、指導中の事故により手足の自由を失う。キリスト教の洗礼を受け、やがて口に筆をくわえて文や絵を書き始める。詩やエッセイ、花の絵が注目され、多くのメディアに紹介される。詩画集のシリーズは数多くのファンがいる。2005年群馬県の草木湖のほとりに、その作品を展示する村立富弘美術館が開館された。


▼[オトナも読みたい!今月の1冊] クリスマスに読みたい1冊

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