[オトナも読みたい!今月の1冊]心が温かくなる本『だいじょうぶ だいじょうぶ』

理由もなくなんとなく不安な気持ちというのは、大人になってもつきまとうものです。そんな時、身近な誰かに「だいじょうぶ」と声をかけてもらうだけで、随分と心が軽くなります。

心を痛めている誰かのために、そばにいて「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言ってあげられるように、常にありたいなぁと思います。

ドラゼミの問題作成者でもある佐藤友樹先生に書評いただきました。

ささえあいながら生きていこう

『だいじょうぶ だいじょうぶ』

いとう ひろし/作・絵(講談社)

 中学年から大人まで 

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幼いころから、困った時や悲しい時に、不安になった「ぼく」の手をにぎり、おじいちゃんは「だいじょうぶ だいじょうぶ」とつぶやいてくれました。

おじいちゃんの「だいじょうぶ、だいじょうぶ」は魔法の言葉のように、「ぼく」の心に勇気をあたえました。

そして、大きくなった「ぼく」は思います――「こんどは、ぼくの番」。「ぼく」が大きくなった分だけ年を重ねて体の弱くなったおじいちゃんに声をかけます、「だいじょうぶ だいじょうぶ」と。

子供から大人まですべての人に読んでもらいたい作品だと思います。講談社出版文化賞絵本賞を受賞。


【作】いとう ひろし(1957~ )絵本作家。東京都生まれ。 早稲田大学教育学部卒業。個性的でユーモラスな画風と哲学的な作品作りが高く評価されている。おもな作品に「おさるのまいにち」シリーズ(講談社刊、路傍の石幼少年文学賞受賞)、「ルラルさんのにわ」シリーズ(絵本にっぽん賞受賞)「くもくん」(以上ポプラ社刊)、「あぶくアキラのあわの旅」(理論社刊)、「アイスクリームでかんぱい」「あかちゃんのおさんぽ」「ねこのなまえ」(以上徳間書店刊)など多数。


▼[オトナも読みたい!今月の1冊] 心があたたかくなる本

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