[オトナも読みたい!今月の1冊]どうぶつ大好き『ライフタイム いきものたちの一生と数字』

突然ですが、キリンのあの模様の数って、いくつくらいあると思いますか?

体の大きさや走る早さなどは図鑑などで目にすることはあるかもしれませんが、キリンの模様やキツツキが一生に開ける穴の数などは、あまり知る機会がありません。

カンガルーは一生のうちに50匹も赤ちゃんを産むそうです。そうなると、カンガルーって何歳まで生きるの?と次なる疑問が湧いてきます。新しい好奇心を呼び起こさせたり、また数を練習しているお子さんにも楽しく読めていいかもしれませんね。

ドラゼミの問題作成者でもある、佐藤友樹先生に書評いただきました。ぜひ最後までご覧ください!

数字がつたえる動物たちのリアル

『ライフタイム いきものたちの一生と数字』

ローラ・M・シェーファー/文、クリストファー・サイラス・ニール/絵、福岡伸一/訳(ポプラ社)

 低学年から大人まで 

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生き物たちの一生を数字で伝える画期的な絵本。

タツノオトシゴが育てる子供の数は1000、キツツキが木に穴をあける数は30、アゲハチョウはきれいな花畑で一生の間に900本の花の蜜をすう、キリンの体の模様の数は……等、いろんな角度から紹介される生き物たちの一生の数字に驚かされます。

具体的な数を示されると知らなかったことだらけで、これまでの生き物に対する見方が変わってしまいます。

知的好奇心を刺激する本といってもいいでしょう。巻末に登場する生き物たちの解説ページもあり、知識がより深まる一冊です。

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【訳】福岡伸一(1959~ )日本の生物学者。東京都出身。京都大学卒。 米国ハーバード大学研究員、京都大学助教授などを経て、青山学院大学総合文化政策学部教授。分子生物学専攻。専門分野で論文を発表するかたわら、一般向け著作・翻訳も手がける。 2007年刊行した『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)で、サントリー学芸賞、中央公論新書大賞を受賞し、ベストセラーとなる。他に『プリオン説はほんとうか?』(講談社ブルーバックス、講談社出版文化賞)など。


▼[オトナも読みたい!今月の1冊] 心があたたかくなる本

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