[オトナも読みたい!今月の1冊]どうぶつ大好き『動物のおじいさん、動物のおばあさん』

動物園で暮らす動物たち。いつやって来て、どうやって年を重ねてきたのか?そばで見てきた飼育員さんたちの愛情あふれる紹介がとてもユニークな本です。

飼育員さんの協力による、証言や履歴書とアルバムなどから、個々の特技や性格、毎日の様子がつたわってきます。「ゾウのおばあさん 春子さん」などと紹介されていて、敬意を感じるとともに、まるでご近所で暮らしている知人のような気さえします。

また飼育員さんたちの言葉からは、動物と生きる覚悟、つまり“死”をもまた受け入れる覚悟を感じます。動物たちがすこやかに暮らし、天寿を全うできるのは、こうした飼育員さんのおかげであるということは間違いありません。

ドラゼミの問題作成者である佐藤友樹先生に書評いただきました。
ぜひ最後までご覧ください。

動物の一生をながめてみると…

『動物のおじいさん、動物のおばあさん』

高岡昌江/作、すがわらけいこ/絵(学研)

 高学年から大人まで 

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かわいい動物の赤ちゃんは人気があります。でも、動物の「おじいさん・おばあさん」だって、愛嬌があったり、ユニークだったりするんです。

この本は、日本各地の動物園の飼育係の方の話を聞き、ゴリラ・カバ・ゾウ・レッサーパンダ、ラクダ、ホッキョクグマなどが「おじいさん・おばあさん」になるまでのエピソードを写真とお話でまとめています。

あまり類書がないテーマの本です。あらためて動物の一生ってそれぞれユニークで面白いと思います。

好評につき第2弾「ライオンのおじいさん、イルカのおばあさん」も刊行されています。


【作者】高岡昌江(1966~ )。フリーの編集者・ライター。主に子ども向けの生物に関する書籍を制作。代表作「ほんとのおおきさシリーズ」は、生物を等身大の写真で掲載して、そのリアルな迫力が人気の作品で、海外でも翻訳されている。


▼[オトナも読みたい!今月の1冊] 心があたたかくなる本


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