オトナも読みたい!今月の本 ー 『チームふたり』

ドラゼミの問題作成者である佐藤友樹先生が毎月テーマに沿った本をご紹介する「オトナも読みたい!今月の本」。

4月は「敵か味方か、友だちか」、面白い設定の「関係」をえがいた作品を紹介します。

今回は、卓球部で新たに後輩とダブルスを組むことになった小学生の男の子の物語をご紹介します。

『チームふたり』/(学研)

吉野万里子=作/宮尾和孝=絵

 小学校高学年から大人まで 

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二人で作り上げる「チーム」が輝くとき

卓球部を舞台にしたスポーツ小説ですが、部員には先輩・後輩、性格や能力のちがいがあって、どのメンバーとダブルスを組んで戦うのかは大問題。

一番年下の弱い卓球部員の純と組むことになった主人公の大地は、キャプテンとなって「チーム」として戦うふたりの関係に悩みます。

ときに足を引っ張られ、家庭の事情にも苦しめられながら、ふたりにとってベストな「チーム」のカタチを見つけていこうと奮闘します。

物語としても、たいへん面白く読めます。「チーム」シリーズの続編もあります。


【作者】―-吉野万里子(1970~ )小説家、脚本家。 神奈川県逗子市出身。フェリス女学院高等学校、上智大学文学部卒。新聞社、出版社などで編集者を務めた。2002年「葬式新聞」で日本テレビシナリオ登龍門優秀賞受賞。2005 年『秋の大三角』で第1回新潮エンターテインメント新人賞(現大賞)受賞。現在は、ヤングアダルト作品、児童文学作品へも活動の場を広げ、卓球部を舞台にした『チームふたり』は好評を博し、シリーズ化されている。

 

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