子どもを天才に育てる褒め方ってあるの?「楽しむ習慣」をつくるメソッドはドラゼミの中にも生きている。

『子どもは全員天才だ』 の動画はこちらから

子どもはいつだって発想力豊か。大人には見当もつかないようなことを、やって見せてくれることがあります。大人としては、そんな天才的な発想をいつまでも伸ばし続けてほしいものですよね。この力を伸ばすために、私たちはどんなことをしてあげればいいのか。前回の保護者座談会の記事でもお世話になった、陰山英男先生に聞いてみました。

 

意図的に褒めるのは、ただの大人のエゴである。


—      今日はですね、天才の育て方について教えていただきたいと考えています。

陰山先生  天才の育て方?

—      はい。自分の子どもを天才に育てるために、大人はどんなことをしてあげればいいかを知りたいんです。とくに、褒め方について。子どもの天才的な発想を見たときに、大人が上手にそれを伸ばしてやる褒め方があるのでは、と考えているんです。

陰山先生  なるほど!でも注意しないとうまくいかないこともありますよ。

tensai_002.jpg
陰山英男先生。「陰山メソッド」「百ます計算」で一躍有名になった教育の専門家。教育再生会議委員など歴任しており、一般財団法人基礎力財団の理事長、NPO法人日本教育再興連盟の代表理事などを現在は担っている。

陰山先生  天才に育てるために褒めよう、というような、大人がこうしたい、という目的のために子どもを意図的に褒めてもうまくはいきません。意図が透けて見えるような褒められ方をしたって子どもは嬉しくないでしょうし、そうすると、子どもは褒められるために頑張らなければならなくなります。

—      たしかに……。そうですね。

陰山先生  そうでしょう?だから、不自然な褒め方ではうまくいかないのです。

—      天才にするためじゃなくとも、上手な褒め方って、ないんですか?

陰山先生  意図的に褒めることはオススメしませんが、褒めること自体はとてもいいことです。

—      褒めるときには、どんなことが大事になりますか?

陰山先生  まずは大人が、子どもと一緒に楽しむことです。子どもが何かやってみた、それを大人に見せてくれた。そのときに、自然に喜んであげて下さい。そして、子どもがやったことを、子どもと同じように楽しんでください。そうすること自体が、子育てを楽しむ、ということです。

tensai_003.jpg
動画より。この発想力に一緒に笑い合いましょう。

—      どうして一緒に楽しむのが大切なんですか?

陰山先生  子どもは、保護者や大人が楽しむ姿を見て「これは楽しいことなんだ」と学びます。勉強でもなんでも。楽しいことだと彼らの中にインプットされれば、また同じようなことを面白がってやろうとするようになりますよね。

—      たしかに。子どものころって、なんでも楽しいことなのに、いつの間にか楽しめなくなっていく経験ってしていますね。勉強なんかも、もしかしたら「真面目にやらねばならないもの=嫌なもの」という印象を大人が与えてしまっているのかもしれないですね。

陰山先生  ドラゼミでも、最初は家庭で大人が隣について、一緒に楽しむことが大事だと考えています。最初はひとりでやってわからない、つまらないことが、大人と一緒にやって大人が楽しむことを教えてあげる。たんに勉強をする教材としてではなく、勉強への姿勢そのものを学ぶ教材として使ってほしいと考えているんですよ。

子どもの小さな変化、楽しめていますか?

陰山先生  保護者のみなさんは、もっと自分の子どもを見て、子どもの小さな変化や成長を褒めるべきだと思いますよ。

—      というのは?

陰山先生  最初に話したように、「天才にしたい」みたいな、自分の願望が先に来てしまうと、子どもを見ていないことになります。羽生結弦さんみたいになってほしいなとか、藤井聡太さんみたいになってほしいなとか。そういうゴールを決めてしまったり、他のものと比べると、子どもはつらくなりますよね。

—      もっと、目の前の子どもを見ろ、ということですね。ドラゼミでも同じことが言えますか?

陰山先生  そうです。昨日できなかったことが今日できるようになったとか、そういうのでいいんです。小さな変化を、大きく喜んであげてほしいんです。もっと子どものことに対して、喜んだり、驚いたりしてください。だからドラゼミは個別担任制なんですよ。ドラゼミの先生と保護者の方と、みんなで見守りながら学力を伸ばしてあげることができるんです。

tensai_004.jpg
動画
より。やる気に満ちて燃えている。こういう姿も全力で笑い、讃えたいですね。

—      子どもに「こうなってほしい」という像を持ちすぎると、つねにその理想像との比較になるので、小さな変化を見逃してしまいますね。

陰山先生  そうやって理想像にこだわりすぎると、保護者自身も子育てを楽しめなくなりますからね。最初に言ったように、子どもは大人の楽しむ姿を見て育ちます。親が子育てを楽しんでいなければ、子どもも家族といることが楽しめなくなってきてしまいますよ。

—      そうか。子どもの「楽しい」を決めるのは親なんですね。

陰山先生  楽しいと分かれば、これをもっと頑張ろう!やってみよう!ってなりますよね。それを無理なく繰り返していくと、頑張ることが習慣に変わります。頑張り続けることは辛いけど、習慣になってしまえば自然とできるようになります。習い事でも、勉強でも、何かにチャレンジする姿勢でも、それらを習慣化させることが大切だし、習慣化させるためには、楽しむことが不可欠なんですよ。

—      そうか、勉強が習慣になるのって大切なんですね。

陰山先生  そう。習慣にするには、早いうちから毎日の学習をするように。集中してやれば少しの時間でもいいんですよ。ドラゼミで推奨しているのは時間が短くても集中することです。でもこの時間がいずれ、習慣をつくり、確実な成果を生むはずです。

世の大人たちよ。安心して親バカであれ。


大切なのは、子どものやることを一緒に楽しむこと。「これは楽しいことなんだよ」と教えてあげること。

ぜひ、お家で学習をするときも同じように、大人も隣で一緒にやってみる機会を作ってあげてください。そしてどんな小さな発見でもいい。子どもの変化を喜び、驚き、そして親自身も子育てを全力で楽しみましょう。そして楽しむことで、子どもにいい習慣をつくってあげることが可能になっていくはずなのです。

習慣が大切になるのは、学習面でも同じこと。時代の変化にしなやかに対応できる子どもを育てるには、学び続ける姿勢が欠かせません。ドラゼミがサポートするのは学力向上だけではない、じっくりと学び続ける学習習慣そのものです。

tensai_006.png
「楽しむ習慣」をつくる、ドラゼミはこちら


tensai_005.png
《陰山英男》
大学卒業後、小学校教員の経験を経て、「百ます計算」などの基礎学力向上の独自メソッドを提唱し成果をあげる。一般財団法人基礎力財団 理事長、NPO法人日本教育再興連盟 代表理事。 

作文力.com TOP > 通信教育 > 子どもを天才に育てる褒め方ってあるの?「楽しむ習慣」をつくるメソッドはドラゼミの中にも生きている。

関連記事